日本では馴染みの少ないノコギリヤシは、海外などではとても有名で、見た目がノコギリの形をしているヤシ科のハーブの一種です。古くから北アメリカ大陸では、ノコギリヤシの実が食用として利用されていますし、また、インディアンや移住者の間では強壮剤として利用されていました。また、中国でも漢方薬として利用されていて古い歴史のあるものです。
ようやく日本でも話題になり始めたノコギリヤシですが、1950年代には米国で治療薬として収載されたり、同時にヨーロッパの方でも、ノコギリヤシの研究が進み始めました。その後、健康食品やサプリメントとしても利用されるようなりました。
ノコギリヤシは沢山の臨床試験を重ねて有効性が示されていますし、最近では、安全性の検証のために基礎研究も報告されています。日本でも発毛効果がテレビなどで紹介されることにより、とても注目を集めるようになりました。
ノコギリヤシの効能としては、男性ホルモンの異常を正常に戻す効果があります。男性ホルモンの異常があることによる症状としては、前立腺肥大症です。この前立腺肥大症(ぜんりつせんひだいしょう)については、加齢とともに前立腺の細胞数が増加していき、肥大化することで、非尿困難になる疾患になります。この病気は食生活の大きな変化により現代の日本男性の8割が、80歳までに前立腺肥大症になると言われています。
男性ホルモンのバランス異常のより他の効能としては、男性に多い抜け毛や薄毛も男性ホルモンが大きく関わっていると言われています。この男性ホルモンの一種でもあるジヒドロテストステロンは、加齢やストレスなどで増加することも確認されています。
ノコギリヤシは、一般的な男性ホルモンであるテストステロンがジヒドロテストステロンに変化する事を抑制して、ホルモンバランス崩れることを助けて、ホルモンバランスの異常により起こる諸症状の予防や改善をしてくれます。ノコギリヤシのように副作用の少ないサプリメントや医薬品などを利用することで、予防や症状の改善をしていくことが大変期待されています。